技術があるのに、自信が持てない理由
「カラーはきれいに塗れるようになった」
「アートも少しずつ描けるようになった」
それなのに現場に出た途端、自信がなくなる。
ネイリストとしてサロンに立ち始めたばかりの人がよく感じる不安です。その原因の多くは、“サロンワークの流れ”を知らないことにあります。
技術の1つひとつは練習してきたけれど、「お客様が来てから帰るまで、私は何をどう進めればいいの?」と、戸惑ってしまうのです。
サロンワークは「段取りのセンス」がすべて
ネイルサロンの現場では、ただ施術ができるだけでは通用しません。必要なのは、「全体の流れ」を自分でコントロールできる力です。
それはたとえば、
お客様を迎えるときの空気の作り方
会話とカウンセリングの進め方
デザインを決めるための提案力
時間を読みながら施術を進める力
気持ちよく帰っていただくための余韻づくり
この「サロンにいる時間すべてを心地よく設計する力」こそが、プロとして信頼されるネイリストの土台になります。
お客様をお迎えしてからお見送りするまでの流れ
ここでは、ウフで学べる「サロンワークの基本ステップ」を紹介します。
ただ覚えるだけでなく、「なぜその順番で、どう対応するか?」を理解しながら進めていきます。

1. ご挨拶とご案内
明るく安心感のある第一声
荷物やドリンクの気配りも自然に
緊張をほぐす空気づくりからスタート
最初の数十秒でお客様の気持ちは大きく変わります。
「この人に任せても大丈夫そう」と感じてもらえる接し方を、言葉・所作・空気感ごと練習します。
2. カウンセリング
ご希望のイメージをヒアリング
生活スタイルや好みも会話の中から読み取る
爪や肌の状態をチェックし、必要なケアや提案を考える
「何となくこうしたい…」という曖昧な希望を、一緒に形にしていく対話力が求められます。
ウフでは、引き出し方・聞き方・共感の示し方も練習に組み込まれています。
3. デザイン・メニューの決定
サンプルや画像を使いながら方向性を共有
爪の形や色味に合った選択肢を提示
「できること」と「似合うこと」の橋渡しをする
提案は、「言われたとおりにする」だけではありません。納得感と満足感のある選び方をサポートするのがプロ。
ウフでは、お客様に寄り添いながらリードする提案力を育てます。
4. オフ・ケア・下準備
既存ジェルやカラーのオフ
甘皮処理やサンディングで土台を整える
持ちや仕上がりに直結する工程
ただ丁寧なだけではなく、「時間を意識しながら効率よく進める力」も重要。
技術と時間配分のバランスを取りながら練習します。
5. 施術(塗布・フォルム形成・アート)
ベース→カラー→アート→トップの順に段取り良く
色ムラやパーツ位置、フォルムなど細部にも気を配る
会話とのバランスをとりながら手を止めすぎない
仕上がりの美しさだけでなく、「リラックスして過ごせたかどうか」も満足度を左右します。
ウフでは、技術と“空気をつくる力”を同時に鍛えます。
6. アフターケア・ご提案
仕上げのオイルやクリームで保湿
爪の扱い方やホームケアのアドバイス
必要に応じておすすめ商品や次回デザインの提案
ここでの会話が「この人にまたお願いしたい」と思ってもらえるチャンス。
ただの営業にならない、信頼される提案の仕方を学びます。
7. お会計・お見送り
感謝を込めた一言と、丁寧なお見送り
必要に応じて次回の周期や予約案内
最後まで“心地よい時間”で終わるように
終わりの印象=次の来店に直結。
Oeufでは、「去り際まで丁寧に」が自然にできるように指導しています。
ウフでは“流れ”そのものを練習します
多くのスクールでは「技術単体」の練習に集中しがちですが、ウフでは「流れの中での技術」を重視しています。
ロールプレイ形式の授業で、接客も含めて一連を通して練習
お客様役を経験することで“してもらって心地よいこと”を学ぶ
現場を意識した時間管理や動線も身につく
最初はぎこちなくても、繰り返すことで自然と身につき、自信に変わっていきます。
サロンワークの流れを体で覚えることで、自信が生まれる
Oeufが目指しているのは、
「何をすればいいか迷わない」ネイリストを育てること。サロンの現場で、「この人に任せて安心」と思ってもらえる存在になるために。
▶︎ “デザインセンス”は感覚じゃない?ネイリストに必要な「伝える力」と「組み合わせ力」
Oeufでは、ネイル技術だけでなく「お客様と接するすべての流れ」を学び、“任せて安心されるネイリスト”になることを目指しています。
授業内容やコースの詳細は、下記よりご覧いただけます。
サロンワークに自信が持てない方も、まずはお気軽にご相談ください。
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