技術だけでは選ばれない !ネイリストに必要なのは「提案力」「空気感」「会話の質」

接客は、得意じゃなくてもいい。でも、“意識”は必要

「ネイリストなのに、会話が苦手で不安です」
「施術の技術には自信がついてきたけど、お客様と何を話せばいいのかわからない…」

こうした声を、ウフではたくさん聞いてきました。そして、そう感じているのは決してあなただけではありません。

実は、多くのネイリストが、現場に出てから「接客」に直面して戸惑います。技術の練習はしてきたけれど、人と話すこと・伝えることに自信がなくて、不安がどんどん膨らんでしまうのです。

でも、はっきりと言えることがあります。
ネイリストに必要な接客力は、“話がうまいこと”ではありません。

現場で最も大切なのは、「この人、私のことをちゃんと考えてくれている」と思ってもらえること。つまり、“相手を思いやる意識”があるかどうかです。

ネイルは、ただ爪を整える作業ではありません。そこには、お客様との信頼関係や、心地よい空間づくりが欠かせない――**“対話のある仕事”**なのです。

接客力とは、話し上手になることではない

「接客」と聞くと、多くの人が「明るくたくさん話せる人」を思い浮かべるかもしれません。

けれど、ネイルサロンに来るお客様がみんな、たくさん話したいと思っているわけではありません。
静かに過ごしたい方もいれば、少しだけ話してリラックスしたい方もいます。

だからこそ、ネイリストに求められるのは、

  • 声のトーンやスピードを相手に合わせること

  • 緊張しているお客様を自然とほぐす、やわらかい雰囲気をつくること

  • 必要なことを丁寧に、分かりやすく伝える提案力

  • 一方的にならず、心地よい距離感で会話をする力

つまり、話す技術”よりも、“感じ取る力”と“伝える力”が、ネイリストの接客には欠かせないのです。

ウフで大切にしている「接客力の育て方」

ウフでは、接客を“センス”や“感覚”に頼らず、練習すれば誰でも身につけられるスキルとして指導しています。

たとえば、こんなことを実際の授業で扱っています:

  • お客様との距離を自然に縮める話し方や、安心感を与える表情の作り方

  • 緊張しやすい人でも実践できる“声かけのパターン”や言い回しの練習

  • 会話のバランス、沈黙が続いても気まずくならない空気の作り方

  • ケアアイテムや次回のデザイン提案を自然に伝える言葉選び

  • 最後に「またお願いしたい」と思ってもらえるクロージングトーク

これらを実際のサロン接客を想定したロールプレイ形式で繰り返し学びます。
だから、話すのが苦手だった方でも、**“自分らしい接客スタイル”**を少しずつ見つけていけるのです。

「提案できる人」は、また選ばれる

接客力の中でも特に大切なのが、「提案する力」です。
これは、無理に売り込むことや、押し付けることではありません。

たとえば

  • お客様の爪の状態やお悩みに合わせて「こうしてみると良いかもしれません」と伝える

  • デザインに迷っている方に、「こういうアレンジも合いそうですよ」と柔らかく選択肢を提示する

  • 自宅ケアの方法や、肌に合う保湿アイテムを、さりげなく教えてあげる

こうした提案が自然にできる人は、お客様から
「私のことをちゃんと考えてくれている」「この人なら安心して任せられる」
という信頼を得ることができます。

提案は、技術の一部。ウフでは、そう捉えて練習していきます。

接客が苦手でも、伝わる人にはなれる

「話すのが得意じゃない」
「うまく言葉が出てこない」
「いつも緊張してしまう」

そんなふうに感じている方でも、大丈夫。ウフでは、こう考えています。

“優しさ”や“気配り”は、伝える形に変えられたとき、それが「接客力」になる。

  • 相手の気持ちを想像して行動すること

  • 自分がされて嬉しいことを、お客様にも届けようとすること

  • 言葉が出てこなくても、誠実に伝えようとする気持ち

そういった姿勢は、必ず伝わります。
そして、それをきちんと形にできるように、ウフでは一緒に練習していきます。

ウフで育てたいのは、技術 × 接客のバランスがある人

どれだけアートが上手でも、接客で居心地が悪ければお客様は戻ってきません。
逆に、施術のスピードが少し遅くても、**「この人になら、安心して任せられる」**と思われたら、それが指名やリピートにつながります。

ウフでは、「技術」と「接客」の両方を大切にし、
人としての温度が伝わるネイリストを育てることを何より大切にしています。


次回は、「就職活動」のリアルと、ウフのサポート体制について

「面接が不安」
「何を準備したらいいのかわからない」
「未経験でも採用されるの?」

そんな声に応える、ウフの就活サポートをご紹介します。

▶︎ 就職活動のリアルとサポート体制|未経験でも“採用される人”になるために


Oeufでは、「接客が苦手」「何を話せばいいかわからない」という方でも安心して学べるよう、“伝え方”と“提案力”を丁寧に育てる授業を行っています。

技術だけではなく、お客様との信頼関係を築くための接客も、ネイリストとしての大切なスキルです。

▶︎ コース一覧を見る

\ たった60分でわかる / プロネイリストになるためのすべて 無料説明会に申込む

「話せない私でも大丈夫?」という方も、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

関連記事一覧

1. 検定1級でも通用しない? “できる”と“現場で使える”の違いとは
→ 検定では身につかない「流れ」と「対応力」が現場で問われる

2. 本当に必要な“サロンワークの流れ”とは
→ オフ、ケア、提案、仕上げ…“すべての流れ”を体で覚える重要性

3. なぜ“デザインセンス”も学ぶ必要があるのか
→ 感覚ではなく、配色・質感・バランスの理論から提案力を育てる

4. ネイリストに必要な“接客力”とは
→ 会話、声のトーン、空気感、提案力。選ばれるネイリストの共通点

5. 就職活動のリアルとサポート体制
→ 面接のNG例、見せ方、志望動機の伝え方まで、プロがサポート

6. 卒業後のフォロー制度について
→ 入社後の「聞けない…」を防ぐ、“戻ってこれる場所”のある安心感

7. 現場に近いからこそ身につく“リアルな感覚”
→ サロン個室での授業、トータル実践。空気ごと現場を体感できる

8. 現場の声から生まれたカリキュラムの魅力
→ 実際につまずいた内容を先回りで組み込んだ、“リアルに通用する学び”

関連記事

PAGE TOP