卒業後、誰にも聞けずに困っていた――そんな声を何度も聞いてきたから
Oeufのカリキュラムは、どこかの資格認定機関が決めたものではありません。
私たちがこれまで実際に運営してきたネイルサロンの中で出会ってきた、新人ネイリストたちの“本音”と“つまずき”が出発点です。
卒業してネイルサロンに入ったばかりの子たちから、こんな声を何度も聞いてきました。
「教えてもらってないことばかりで、現場が怖い」
「自信がなさすぎて、お客様と話せませんでした」
「提案ができなくて、言われたことをただやっていました」
「先輩に相談できず、毎日帰って泣いていました」
どれも、“本人が悪い”わけではありません。
むしろ、スクール側が教えきれなかったことにこそ原因があると、私たちは強く感じています。
「検定合格=即戦力」ではない現実
もちろん、検定に向けて練習を重ねたその努力は、すばらしいものです。
でも実際の現場では、検定で身につけた「一つひとつの技術」だけではどうしても足りません。
お客様の希望に合わせて提案し、限られた時間内で施術を進め、会話を楽しんでもらい、次回予約の声がけをする――
このような“流れの中での総合力”こそが、現場では求められているのです。
Oeufでは、それを“通用する力”と呼んでいます。

「教わっていないからできない」をなくすための設計
Oeufのカリキュラムは、ネイルサロンで実際に起きたトラブルや不安、
新人ネイリストたちの「これ、事前に知っておきたかった…」という声をすべて洗い出し、それらを一つひとつ解決できるように設計しています。
よくあった“つまずき”の例
お客様のご希望をうまく聞き出せず、黙って進めてしまった
「なんでもいいですよ」と言われたときの対応に困った
技術的な動作に集中しすぎて、声がけを忘れてしまった
デザインの引き出しが少なく、何も提案できなかった
提案したつもりが、「それはいいです」と断られて落ち込んだ
会話の流れからクロージングができず、次回予約に繋がらなかった
こういったことは、実は多くの新人ネイリストが経験する“あるある”です。
でも、事前にロールプレイやケースワークで練習しておけば、十分防げる内容でもあります。
「現場対応力」は、知識と経験の積み重ねで育てられる
「私は口下手だから…」
「提案なんて無理…」
そう感じてしまう方でも大丈夫。
Oeufでは、会話や提案のスキルも“センスではなく技術”と捉えて、練習すれば誰でも身につけられるものとして丁寧に指導しています。
提案のとき、どんな言い方をすれば安心感が伝わるのか
お客様が「断りにくい」と感じない声のかけ方は?
デザインの説明をどう分かりやすく伝えるか
初対面のお客様とどう会話を始めたらいいか
こうしたことを、毎回の授業で、技術と一緒にセットで習得していくのが、Oeufのスタイルです。
「言葉にならなかったつまずき」にも、先回りで応えたい
実際、現場で困っているネイリストたちは、自分のつまずきの“原因”を明確に説明できないことが多いです。
「なんかうまくいかなくて…」
「自分に自信がないんです」
「言いたいことがあるのに言葉にできない…」
だからこそウフでは、表面的なミスではなく、その“根っこ”にある原因に目を向けてカリキュラムを設計しています。
「そもそも、お客様が安心して話せる空気が作れていたか?」
「選びやすいように、選択肢の出し方を工夫していたか?」
「どのタイミングで声をかけると、自然だったか?」
そうした“伝える力”や“気づく力”も、丁寧に解説・トレーニングすることで、卒業後も自分で気づき、修正できるネイリストに育っていきます。
「教えてもらっていたら、もっと楽だったのに」――を、なくしたい
私たちは、卒業生や面接に来たネイリストたちの「こうしておけばよかった」という声に、何度も向き合ってきました。
だからこそ、これからネイリストを目指す皆さんには、同じ思いをさせたくありません。
そのために、Oeufのカリキュラムは単なる技術指導ではなく、
“1年目ネイリストが直面しやすい困りごとを、先に全部教える”スクールとして構成しています。
不安の数だけ、準備しておく。だから、自信になる。
自信は、「できることが増えること」ではありません。
「わからないことを、わかるようにしてきた」という体験の積み重ねでしか生まれません。
Oeufのカリキュラムは、その積み重ねの土台になることを目指しています。
卒業してから慌てるのではなく、卒業する前に、できるだけたくさん準備しておくこと。
そのサポートを、私たちは本気でやっています。
次回は、こうしたカリキュラムを通して、Oeufがどんな未来のネイリストを育てたいと考えているのか。
“技術力”と“人としての在り方”の両方を大切にしたスクールの在り方をお伝えします。
▶︎ Oeufがめざすネイルスクールの未来|ずっと続けられる力を育てたい
Oeufでは、ネイル技術だけでなく、卒業後に現場でつまずかないための「気づく力」「伝える力」も含めて、最初から学べるカリキュラムを用意しています。
「就職してから困るくらいなら、今のうちに準備したい」
そう思った方は、ぜひ一度、授業内容やサポートについてご覧ください。
ご自身に合った学び方や働き方について、ぜひお気軽にご相談ください。











